ABAを学ぼう


ABAの普及のため、まだABAを良く知らない人が読んでもわかりやすく書きました。
もしお時間があればご覧ください。


良い行動を増やして周りに褒められるようになって、よくない行動を減らしてあげて、その教え方をわかりやすくしてあげるっていうのが、簡単な話ABAなのです。

少し細かく話すと、ABAって「応用行動分析」を指し、
環境(独立変数)を操作することで、個(従属変数)の変化を予想する学問です。
つまり、簡単に説明すると、「行動は、環境と子どもの相互作用によって表出する」ということです。



例えば、皆が肯定的に注目してくれている場所でのプレゼンテーションでは、力が発揮できるでしょう?だけど、ブーイングの嵐では、力が出せないことがありますよね。
つまり、環境を良くすることで、良い行動を出していこう、スムーズに教えたいことを教えていこう、と、言うものなのです。

しかし、さっきの例で、どれだけ力が出せるか、とかは、個人差があるでしょう?その個人差を理解することができるものがABAなのです。

力が出せているかを見るために、しっかりと様子を見ていく。そこでの表情、伝え方、姿勢など、変化を細かく査定していきます。これを、
「個の物差し」と言います。
直ぐにできる人もいれば、そうでない人もいますよね?
そうでない人でもゆっくり成長していきます。その人に対して、「本当はもっと〜」とか言ってしまうと、やる気をなくしてしまいますよね?

頑張りたいという気持ちを出せるようにするためには、褒められることも大切ですよね。これを
「強化」と言います。
「動機」をしっかりと設定してあげて
(動機付け)、それまでの道のりをわかりやすく教えていくことが大切ですよね?これを、「シェイピング」と言います。
そして、一歩一歩個人の進み具合に合わせて細かく教えてあげることが大切ですよね。これを、「
スモールステップ」と言います。



進んでいくためには、目標があります。「どうなって欲しい?」という目標をしっかりと設定してあげることが大切です。何をもって「達成なのか?」、これって私たちでも難しいですよね。だから、ゴールを設定して、たくさん設定してあげることが大切ですね。これを
「ターゲット行動」と言います。
でも、たくさん設定し過ぎて、それをいっぺんにやっても、お互いしんどいですよね?だから、できそうなことから始めていくとお互いに楽でしょう。これを
「ポイントシステム」と言います。

頑張っていても、途中で寄り道したくなりますよね。でも、子どもだと特に寄り道したまま迷子になってしまいますよね。そのために、「寄り道しても面白くないよ」「こっちの方が素晴らしいよ」って教えることが大切です。それを、
「強化と弱化」と言います。弱化を使って、寄り道が楽しくないとわかってもらい、真っ直ぐに進むことを「強化」して、良い行動を教えてあげます。




これって、誰にでも当てはまりますよね?障害を持っているとか関係ないでしょう?本当はみんな必要としていることですよね。

発達に遅れを持っている子ども達は、しばしば周囲は成長に気付きにくい。より気付きにくいことがあるんですね。でも、気付かないと評価されないですし、折角できるようになったこともやらなくなってしまうかもしれないです。

だから、細かく見てあげると良いでしょう。細かく見られれば、保護者の方も成長を喜ぶことができて、ストレスが減るでしょう。
そうすれば、子どももより成長していきます。

子どもが元気に生活し、褒められる毎日を過ごせるって、素晴らしいと思いませんか?周りも子どももみんな元気になりますよね。

子どもも成長します。子どもを取り巻く周りの人の「目」も変わりますよ。もちろん親が何よりも。そうやって、だんだん「目」が変わって、子どもを理解してくれる人が増えるのも、ABAならできますよ。子どもの成長がしっかり見えるようになるんだから。

そのためにABAがあるのです。


まとめ

ABAとは

1・不適応行動を減らし、適応的な行動を増やしていくこと
2・プロセスを作るという事

  ○目標を設定(絞る)すること(たくさんやっても疲れてしまいます)
  ○目標までの道のりを作る、そしてその目標は長期的でもあるという事
  ○目標は短期目標をたくさん作るという事
   (そのほうがステップしやすいしたくさん褒められるということ)
3・周りが変わるという事(一人はみんなのために、みんなは一人のために)

尾串光康

いかがでしたか?
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